中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、「新疆の過激派がイラク、シリア、東南アジアに入ってテロ訓練に参加している」との報道について、「『東トルキスタン』テロ勢力は紛争地域に人員を派遣していわゆる『ジハード』に参加し、国際テロ勢力と結託して、地域さらには世界の安全と安定を深刻に脅かしている」と表明した。
――「新疆の過激派がイラク、シリア、東南アジアに入ってテロ訓練に参加している」との報道について、コメントは。
報道に注意を払っているが、具体的状況についてはまだ把握していない。
以前にも述べたが、「東トルキスタン」テロ勢力は紛争地域に人員を派遣していわゆる「ジハード」に参加し、国際テロ勢力と結託して、地域さらには世界の安全と安定を深刻に脅かしている。中国は国際社会との協力を強化して、テロ勢力を共同で取締り、地域および世界の安全と安定を守りたい。
――トルコの偽造パスポートを所持してテロ訓練拠点に行こうとしたウイグル族4人がインドネシアで逮捕されたとの報道について、中国側は状況を把握しているか。彼らの送還をインドネシア側に求めるか。
報道に注意を払っており、具体的状況について確認を進めている。中国はあらゆる形式のテロリズムに一貫して反対しており、国際社会は協力を強化し、テロ過激派を取締り、世界の平和と安定を守るべきであることを強調したい。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月23日