アメリカ、イラン、欧州連合(EU)が2日間に渡り開いていたイラン核問題会議が10日、オマーンの首都マスカットで終結しました。
この会議にはアメリカのケリー国務長官、イランのザリフ外相、EUのアシュトン前外務・安全保障政策上級代表が参加しました。
会議の終了後、各方面は記者会見を行わず、正式な声明も発表しませんでした。会議に参加したイラン高官によりますと、2日間の会議はイランのウラン濃縮活動や対イラン制裁問題をめぐって、進展がなかったとのことです。
また、関係筋によりますと、イランと6カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ)の核協議の新ラウンドは11日から開始するとのことです。
「CRI」より2014年11月11日