南京市教育局などの機関は「歴史を銘記し、未来に警鐘を」をテーマとした社会教育活動を実施。関連の専門家や教師を組織し、「南京大虐殺犠牲者国家追悼読本」を編集した。同読本は「血と火の記憶」(小学校版)、「歴史の真相」(中学校版)、「警告と思考」(高校版)の3冊からなる。8月31日には小学校版、11月13日には中学校版、12月1日には高校版の出版記念式典が行われ、それぞれ江蘇省の小中高校で導入されている。
12月13日の追悼日当日には、午前10時から国家追悼式典が行われると同時に、南京市の北極閣、正覚寺、上新河、中山埠頭、燕子磯、普徳寺など17の南京大虐殺集団墓地では各界の人々を集めた追悼活動を実施する。また、建鄴区南苑街道吉慶コミュニティなど、一部の居住区でも追悼活動が行われる。
12月5日からは、5話からなるドキュメンタリー「1937 南京記憶」のプレミア上映会を含む、国家追悼関連の文化活動11項目が相次いで実施される。(編集SN)
写真:12月1日、高校版の南京大虐殺犠牲者国家追悼読本「警告と思考」を読む南京金陵中学の学生たち。