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1位 マレーシア航空機事件、捜索・救助活動を大々的に展開
【ニュースの内容】
今年3月8日、マレーシア航空370便がクアラルンプールから離陸後、地上との交信が途絶えた。中国軍は直ちに関連国の軍と連携し、迅速に海外に兵力を派遣し、各国と立体的な捜索・救助活動を展開した。
【入選の理由】
中国軍は3月8日から5月1日にかけて2273人を派遣し、海軍の9隻の艦艇、6機の艦載ヘリ、空軍の5機の航空機を使い、タイランド湾、スマトラ島南西部、南インド洋の海域で370便の捜索活動を展開した。捜索中の航行距離は5万海里(地球を2周半以上)に、捜索海域の面積は約100万平方キロメートルに、ソナー水中捜索面積は1万2676平方キロメートルに、衛星偵察範囲は数千万平方キロメートルに達した。海軍の測量船「872号」は4月27日から9月20日の157日間にかけて、ベトナムのインド洋で常態化捜索を実施した。航続距離は6万3574キロメートルに、マルチビーム地形測量面積は4万2000平方キロメートルに達した。中国軍にとって、今回の捜索・救助活動は前例のない規模となった。