4位 海外との合同演習、実戦性を高める
【ニュースの内容】
軍事演習「平和の使命」、「海上連合」は近年、中国・海外という枠組み内の影響力ある合同演習となっている。中ロ合同軍事演習「海上連合2014」が、今年5月20−26日に東中国海北部の海域・空域で実施された。両国は14隻の水上艦艇、2隻の通常動力潜水艦、9機の固定翼機、艦載ヘリ、特戦部隊を派遣した。上海協力機構の対テロ合同軍事演習「平和の使命2014」が、9月24-29日に朱日和訓練基地で実施された。中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタンなどの国が、7000人以上の兵士を派遣した。
【入選の理由】
今年の2回の合同演習は例年と比べ、合同性と実戦性を大幅に高めた。「海上連合2014」において、中ロは初の参加双方全艦艇の混合艦隊、初の水面艦隊超視界攻防、初の潜水艦と水面艦隊の編制による自主対抗、初の背中合わせの対抗訓練を実施し、訓練の難易度をかつてないほど高め、核心的軍事能力を強化した。「平和の使命2014」は正確な対テロ作戦の新モデルを重点的に模索した。演習の情報化の含有量、情報化作戦水準はこれまでを上回り、中国軍の偵察・攻撃一体化無人機、女子特戦隊員が初登場した。