▽知恵の火花が革新的発展のたいまつに火をともす
今日の中国は、活力の新たな源を必要としている。活力は多様性からくる。多様性のぶつかり合いによって知恵の火花が生まれ、革新的発展のたいまつに火をともす。大衆の起業とイノベーションは民間の知恵と力を放出するだけでなく、内需と消費を拡大し、社会の富を増やし、人々の幸福を増進させることができる。
▽政府の「一人芝居」は終わった
我々は今年、中西部鉄道、水利プロジェクト、各種のバラック密集地と都市・農村部の倒壊の危険がある建物改造、汚染対策などの重点的な投資分野を確定した。政府は財政投入を増やすと同時に、「一人芝居」をやめ、投融資改革の深化と独占の打破を通じて民間資本と外資を誘致する。政府と民間の協力(PPP)、中外協力、政府のサービス調達などを通じて、投資効果を拡大する。
▽外資の参入規制を緩和
中国の改革と発展は、世界に多くのビジネスチャンスをもたらす。我々は外資参入の規制をより一層緩和し、投資前の内国民待遇およびネガティブリストによる管理の推進を模索し、国内外企業を平等に扱う。金融、教育、文化、医療、高齢者サービスなどのサービス業の対外開放を秩序立てて推進し、上海自由貿易区の経験を各地に普及し、各国の投資家が「富鉱」を開発できるようにする。
▽スキーの3要素と中国経済
スキーにはスピード・バランス・勇気という3つの要素がある。これは中国経済にとっても参考になる。積極的に「新常態」に適応し、中高速の成長を維持し、安定成長と構造調整の関係のバランス化を図り、腕を切り落とす壮士の勇気で改革を進める。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年1月27日