中国公式メディアは27日、抗日戦争勝利70周年に閲兵式を開催することを初めて確認した。これまで中国は立法化により、抗日戦争に関連する記念日を設定していた。習近平総書記は2014年に盧溝橋の抗日戦争記念館を2回訪問し、南京大虐殺の国家追悼式に出席し、北京APEC首脳会議で安倍晋三首相と無表情で握手した。これにより多くの海外メディアは、中国が日本に見せつける目的で閲兵式を開催すると推測している。環球網が伝えた。
戦争勝利記念日を利用し、頻繁に閲兵式を開催するのは国際的な慣例であり、露・米・仏も例外ではない。中国が抗日戦争勝利記念日に閲兵式を開催するのは慣例を「打破」することであり、外国の首脳を招待するのもかつてないことだ。これにより、国際メディアとネットユーザーから注目を集めている。
今回の閲兵式は、どの国の首脳を招待するのだろうか?ネットユーザーは、ロシアのプーチン大統領、米国のオバマ大統領、英国のキャメロン首相、フランスのオランド首相などの重鎮は欠かせないとしている。また日本の安倍首相を招待するよう提案する人もいる。これは「グッドアイデア」だ。ノルマンディー上陸70周年式典で、フランスはドイツのメルケル首相を招待したではないか。
ドイツとフランス、ドイツと英国、ドイツとロシア、米国と日本、米国とドイツが和解したが、中日と日韓はなぜ和解できないのだろうか?現在のドイツはナチス・ドイツではないが、現在の日本は軍国主義の骸骨を抱き手放そうとしていない。
安倍首相の動きに合わせるようにして、ピースおおさかはこのほど第二次大戦の中韓に対する「侵略」の表現を削除し、アジア諸国に「多大の危害を与えたことを忘れない」としてきた設置理念を骨抜きにした。これまで日本は、南京大虐殺の30万人という犠牲者数を否定していた。
我々は憎しみを忘れることができるが、日本は心から懺悔する必要がある。我々は未来を見据えることができるが、歴史を書き換えることはできない。中日は友好的に交流できるが、日本は下心を包み隠すべきではない。