「大国外交が強く叫ばれている現代、このような閲兵式は必要なものである」。香港の大公報(ネット版)は29日、(中国が予定している)閲兵式に関してこう論評した。「中国は2014年に外交で大きな成果を上げた。2015年はじめの中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体フォーラムも昨年の外交の延長線上にある。昨年の成果をいかに今年につなげていくかが最も大切である」「昨年のノルマンディー上陸作戦・70周年記念式典には、米国のオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領、英国のエリザベス女王など約20人の国家元首・政府首脳が出席し、各国指導者の意見交換の場となった。中国は反ファシズム戦勝国であり、同式典で中国の国際的地位と国際的視野が明確になった」と報じた。
このほかの海外メディアの論調は次のとおり。
―「閲兵式は十数億人の中国国民の国家に対する誇りと軍隊に対する自信を強めるものだ。それと同時に腐敗撲滅運動の成果の表われでもある」(オーストリアのデイリー・ザルツブルグ紙)