中国国防部報道官の楊宇軍大佐
楊報道官は、「同白書の第一章には、国家安全情勢について記されている。米国のアジア太平洋リバランス戦略の推進、および日本の軍事安全政策の調整などの問題について論述した。これはわが軍の一貫した立場に再言及しており、中国が安全への関心を示すための一つの手段、現状に対する客観的な描写である。また中国のこの立場については、これまでも異なるルートと手段を通じて論述してきた。中国軍は共同の安全、総合的安全、協力による安全、持続可能な安全の安全観を堅持し、非同盟・非対抗・非敵対視の軍事関係を発展させ、世界平和の維持、共同発展の促進に多大な貢献を成し遂げる」と回答した。
楊報道官は、日本の新たな安保法案をどうとらえるかという質問に対して、「何度も繰り返しているが、アジアの隣国と国際社会は歴史的な原因により、日本の軍事・安全分野の政策的動向を注視している。我々は日本が歴史の教訓を着実に汲み取り、平和的発展の道を堅持し、アジアの平和・安全・安定・発展に向け、積極的かつ有益なことをするよう願う」と述べた。(続く)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月26日
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