中国海軍の訓練機墜落 最後の力で人口密集地を回避

中国海軍の訓練機墜落 最後の力で人口密集地を回避。

タグ: 海軍 訓練機墜落 

発信時間: 2015-05-28 15:52:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

犠牲になった教官の姜涛(中)と生徒ら

訓練場の魯朋飛

5月13日、海軍航空兵学院のある飛行訓練基地の日中訓練が遼寧省西部のある空港で行われていた。飛行一団二大隊一中隊の教官・姜涛は、生徒の魯朋飛を率いて初級訓練機を操縦し、トラフィックパターンの飛行訓練を行っていた。きれいな着陸動作を完了し、再離陸してすぐに、管制塔の飛行管制官の李万年は、機体のエンジンから異常な青い煙が出ているのに気付き、「温度検査」とすぐに操縦士に注意を促した。機体はすでに飛行場の縁まで接近していた。前方100m余りとその左右の地面は人口が密集し、村落や自動車学校、工場、住居ビル、病院、ガソリンスタンド、ショッピングセンターなどが集まる地域である。教科書通りに直線またはわずかな角度でカーブして緊急着陸に入れば、火炎と燃油とを帯びた機体はそのまま人口密集地域に墜落し、民間の人命や財産に深刻な損失をもたらしかねなかった。管制官はこの時、機体が突然右に旋回し、180度の大きなカーブを描いたのを見た。機体は林地に急角度で突っ込み、炎が上がった。2人の操縦士は犠牲となったが、地上には何の損傷ももたらさなかった。

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