比アキノ大統領の中国批判 海外メディアは呆れ顔

比アキノ大統領の中国批判 海外メディアは呆れ顔。 アキノ大統領の論理によると、フィリピンは1980年代から電撃作戦の計画を始めていたことになる。皮肉にも、アキノ大統領は批判の場として枢軸国の首都を選択した…

タグ: アキノ 大統領 南中国海 埋立工事

発信時間: 2015-06-05 14:29:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ドイツメディア「World Socialist Web Site」は4日、アキノ3世大統領と安倍晋三首相の今回の会談について、「人々はこれに憤りを覚えることになる。戦時中に日本はフィリピンを占領した。安倍氏は戦後日本の最も右翼的な首相であるが、アキノ大統領は安倍氏と共に、日本軍国主義の被害国である中国を批判した。アキノ大統領は3日、中国がナチス・ドイツに似ていると当てこすったが、実際には中国は帝国主義国ではなく、他国を脅かし侵略しようとしたことはない」と指摘した。

フィリピンのマニラタイムズ紙は3日午後、アキノ大統領を痛烈に批判し、「大統領は必要もなく中国を挑発した。この明らかな扇動には、必要性が認められない。注目すべきは、アキノ政権の領土係争に対する手法によって、フィリピンがより不利な局面に立たされていることだ。アキノ大統領の在職中に、中国の南中国海における拡張はペースダウンしたのではなく、ペースアップした。フィリピンの漁師は今日、以前ほど広く漁場に入れなくなった。我々は大統領が理性的に考えることに期待するしかない。大統領は、中国人が係争海域周辺の米海軍に脅かされると考えているのだろうか?中国人はおそらく、より強硬だ。フィリピンは中米が領土係争によって熱戦に陥ることを願っているのだろうか?そうでないことを願うばかりだ。大国が衝突する際に、フィリピンのような小国は押しつぶされてしまうからだ。アジア太平洋の不安定は、フィリピンの経済発展を含む、地域全体の脅威となる」と報じた。

ロシアメディアのスプートニクは、「アキノ大統領は中国の埋立工事を第三帝国(ナチス・ドイツ)の拡張に例えたが、これは中国に対する敵意が新たな高みに達したことを意味する。ヒトラーのドイツとの比較には、激しい怒りを禁じ得ない。なぜなら中国は南沙諸島に設備を設置した最後の国だからだ。その他のベトナム、マレーシア、フィリピンなどの当事国が、島に前哨基地と滑走路を設置してから何十年もたつ。中国は最近になりようやく自国の工事を開始した」と伝えた。

スプートニクは、「アキノ大統領の論理によると、フィリピンは1980年代から電撃作戦の計画を始めていたことになる。皮肉にも、アキノ大統領は批判の場として枢軸国の首都を選択した。フィリピンの大統領が中国に何を感じているかはさておき、日本は戦時中の役割について正式に謝罪していない」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月5日

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