習近平・中共中央総書記(国家主席)は天津市で8月12日に起きた瑞海公司危険品倉庫大規模爆炸事故を念頭に置いて、13日に続き15日にも安全生産(生産活動における事故防止措置)の取り組みについて再び重要な指示を出した。人民日報が伝えた。
習総書記は「安全生産を確保し、社会の安定を維持し、人民大衆が安心して暮らし、楽しく働くことのできるようにすることは各レベルの党委員会と政府がしっかりと担わなければならない重要な責任だ。天津大規模爆発事故および最近いくつかの地方で立て続けに起きた生産現場での重大な事故は、安全生産に際立った問題が存在し、厳しい状況に直面していることを改めてさらけ出した。血の教訓は極めて骨身にこたえるものであり、しっかりと銘記しなければならない。各レベルの党委員会と政府は安全発展理念を堅固に確立し、人民の利益第一を堅持し、安全生産を常に最重要視し、人民大衆の命と財産の安全をしっかりと守る必要がある。安全生産責任制を断固実行し、党・政府の同一責任、管理・安全生産両面の責任、職責不履行の責任追及をしっかりと果たす必要がある。警戒・緊急対応体制を整え、安全監督管理の法執行を強化し、安全生産上の各種危険をしらみつぶしに調べ、効果的に取り除き、安全生産の確保水準を高め、安全生産状況の根本的な好転を実現すべく努力する必要がある。各生産事業体は安全生産第一の意識を強化し、安全生産主体責任を実行し、安全生産基礎能力を強化し、生産現場の重大事故の発生を断固として抑え込む必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月17日