習近平国家主席が22日から25日まで訪米し、26日から28日まで国連本部で国連創設70周年関連首脳会議に出席する。今回の訪米は二国間の意味においては国家主席就任後初の国賓としての訪米だ。多国間の意味においては、初めて国連の演壇に立つ。したがって今回の訪問には並大抵でない意義があり、中国の崔天凱駐米大使の言葉を借りれば「全行程がハイライト」だ。今回の訪米の注目点を整理する。
■注目点1:国賓として初の訪米
今回の訪米は習主席にとって就任後2回目の訪米であり、国賓としては初の訪米だ。王毅外交部長(外相)によると、習主席の今回の訪問によって両国首脳は3年続けて相手国を訪問したことになり、双方が中米関係の発展を強く重視していることがはっきりと示された。今回の訪米は信頼を強化して疑念を解消し、協力に焦点を合わせ、人々に向き合い、未来を切り開く旅となり、必ずや中米関係さらには世界の平和と発展の過程において一里塚的意義を持つ重要な訪問となる。
■注目点2:中米首脳会談
今回の習主席の訪米は国賓待遇であり、オバマ大統領はホワイトハウスで歓迎式典を催し、公式会談を行うほか、晩餐会も催す。今回の中米首脳会談での成果も期待される。王部長によると、習主席の今回の訪米は両国協力を新たな段階へと押し上げる。双方は経済・貿易、エネルギー、人・文化、環境保護、金融、科学技術など多くの分野で重要な共通認識にいたり、計り知れない影響のあるいくつかの協力協定に署名する。双方は世界や地域の様々な紛争問題についても踏み込んで意見交換し、調整と協力を一層強化する。