カーター元米大統領「米中首脳会談、小異捨て大同に就くだけで不十分」

カーター元米大統領「米中首脳会談、小異捨て大同に就くだけで不十分」。

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発信時間: 2015-09-24 08:23:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1949年10月1日、中華人民共和国が成立した日、そして私の25歳の誕生日に、私は生まれて初めて中国・青島を訪れた。わずかな滞在だったが、私は中国に魅了された。(文:ジミー・カーター元米大統領。人民日報掲載) 

私がジョージア州知事を務めていた1972年、ニクソン米大統領が中国への歴史的訪問を行った。しかし残念なことに、米中両国はその後、最終的な外交関係樹立のための努力を怠っていた。このため、私は大統領に就任した後、中国の指導者との会談を最優先事項として扱った。努力が実り、1978年12月15日、鄧小平副総理と私は「中華人民共和国とアメリカ合衆国の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」を同時に発表し、1979年1月1日より、両国は正式な外交関係を樹立した。その3日後、鄧小平氏は中国が大規模な「改

革開放」を実施することを宣言した。この2つの意思決定が、その後の世界にどれだけの影響をもたらすかを予測できた人は、極めて少なかった。 ホワイトハウスを離れた後も、私は定期的に中国を訪問し、中国の指導者、民間企業、および多くの人々から歓迎を受けている。中国政府はカーター・センターに協力を要請し、60万カ所の村で完全なる民主選挙と評価を実現しようとしている。これは中国の人口の約3分の2をカバーする。我々は現在、年度フォーラムの開催を通じて米中の誤解を解消し、米中関係を改善し、その他の国、特にアフリカの平和と発展を保護しようと取り組んでいる。 

私と習近平主席は近年、4度にわたり会談している。習主席も鄧小平氏と同じく、「米中両国は歴史・文化・政治の面で大きな違いが存在するが、両国の政治家は相互に尊重し、協力する必要がある」と強調している。しかし両国には、自らの利益のために相手国の国内問題を批判し、両国がもともと持つ違いを誇張しようとする政治家が一部にいる。

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