国務院新聞弁公室は9月24日に「新疆各民族平等団結発展の歴史見証白書」を発表し、記者会見を開いた。白書の主な内容を説明し、新疆ウイグル自治区の経済・社会の発展状況、自治区成立60周年記念活動の主な日程表などを紹介した。
白書の全文は約2万字。多くの詳細かつ確かなデータと具体的な事例を挙げた。民族エリアの自治制度の実施、各民族の平等・団結の堅持、発展の基礎固め、国民生活の改善による各民族の福祉向上、文化事業の繁栄・発展の促進、法に基づく社会の調和と安定の維持、信仰の自由の尊重と保護、兵団の特殊な力の発揮、国家の新疆に対する支持と支援といった9つの面から、新疆の60年間の経済・社会の発展で得られた大きな成果を全面的に紹介した。また民族エリアの自治制度は新疆の実情に合致する歴史的な選択、新疆の各民族の正しい選択であり、強い生命力を持つことを深く論述した。また中国共産党・中央政府の指導下、各地の力強い支援と新疆の各民族の奮闘により、新疆が美しい未来を示した。中国政府が新疆の経済・社会の発展状況に関する白書を発表するのは、2003年以来で4回目となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月24日