中国の習近平国家主席は米国のオバマ大統領の招待を受けて、22日に米国西海岸のシアトルに到着し、4日間の米国公式訪問をスタートした。今回の訪問は評論家の間で「重要な時期の重要な訪問」と言われており、国内外の世論もこれに注目する。中国外交部(外務省)の王毅部長は、「習近平主席の今回の訪問は米国社会で『中国旋風』を巻き起こし、中米両国の交流の新たなブームを引き起こすだろう」と述べた。中国新聞網が伝えた。
習主席の訪米中、中国の5大ブランドの加多宝、保利地産、茅台、陽光凱迪、格力が中国企業として初めて米紙「ニューヨークタイムズ」に同時に広告を出し、瞬く間に世界中のメディアの注目を浴びた。これは、「中国風」ブームを体現するものだ。
中国国際問題研究院の蘇格院長は、「習近平主席のこのたびの訪問は、責任を負い、行動を重んじるという中国の大国イメージをより一層体現するもので、中国の特色、中国の風格、中国の気概を示している。」と話す。
米国現地時間の24日、上記5大ブランドは世界的な影響力のある「ニューヨークタイムズ」紙にそれぞれ全面広告を出した。中国涼茶の代表的ブランドの加多宝は「箸とナイフ・フォーク」と両国の国旗が絶妙に融合した広告を打ちだし、東西の文化的相違を体現する箸とナイフを取り上げることで、両国文化の深いレベルでの融合を表現した。今回広告を出した5大ブランドは所属する産業はさまざまだが、いずれも各業界のトップブランドばかりだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月26日