ホロコーストの責任をドイツは背負う=メルケル独首相

ホロコーストの責任をドイツは背負う=メルケル独首相。

タグ: ホロコースト メルケル ネタニヤフ

発信時間: 2015-10-23 13:34:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ホロコーストはヒトラーの発想ではなく、パレスチナの宗教指導者による「提案」であったと驚きの発言をした。ネタニヤフ首相は発言後、批判を浴びた。ドイツは、ホロコーストはドイツが負うべき「固有の責任」であり、この歴史を代々継承しなければならないとした。

ホロコーストの驚きの「新説」

ネタニヤフ首相は20日、世界シオニスト会議で行った演説で、パレスチナの宗教指導者のハジ・アミン・アル・フセイニ師が独ベルリンでヒトラーと会談し、ホロコーストを提案したと発言した。

ネタニヤフ首相は、「ヒトラーは当時、ユダヤ人を根絶やしにするのではなく、追い出そうとしていた。しかしフセイニ師はヒトラーと会談した際に、追い出しても全員戻ってくるだろうと述べた」と語った。

「それではどうすれば良いのかと(ヒトラーに)聞かれ、(フセイニ師は)焼き殺せと答えた」

ネタニヤフ首相のホロコーストの「新説」は、イスラエルの国内外で波乱を呼び、歴史歪曲と批判された。ネタニヤフ首相はその後発言を調整し、ヒトラーが「ホロコーストの決定を下した」ため、責任を負わなければならないと述べた。しかしネタニヤフ首相は、フセイニ師がホロコーストを「扇動」したという主張を変えなかった。

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