中国国防部新聞事務局長、国防部報道官の楊宇軍氏は、10月29日に開かれた国防部定例記者会見で、注目を集めている問題について回答した。
記者からは、「日本の防衛省は19日、航空自衛隊の戦闘機が2015年4−9月の間に、領空を侵犯する可能性がある中国機に対応するためスクランブル発進した回数が、同期としては過去最多を記録したと発表した。毎日新聞も、日本は沖縄県那覇基地のF-15戦闘機を2個中隊に拡大する予定であり、那覇基地は中国機に対応するスクランブル発進に追われていると報じた。これに対して何かコメントは?」という質問があった。
楊報道官は、「日本が発表したこれらのデータは私に、日本が長期的に中国の艦艇・軍機に近接追跡・監視・妨害し、中国の艦艇・軍機の安全を脅かし、中日の海・空の安全問題を容易に引き起こしやすいことを思い出させた。中国の軍機は関連する空域を法に基づき通過する自由を持つ。我々は日本に対して、中国の飛行の自由を妨害する行為を停止するよう促す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月30日