範長竜中央軍事委員会副主席は3日、北京で米太平洋軍のハリス司令官と会見した。
範長竜中央軍事委員会副主席は次のように述べた。中米両国は近年、新型の大国関係の構築において一連の重要な成果を収めている。しかし、米軍の軍艦は最近、中国の南沙群島の関連島・礁から近い水域に進入し、中国の領土主権と島・礁の安全を脅かした。中国はこれに対し強い不満を示した。中国軍は職能・使命を確固として履行し、国の主権・安全を守る。米国側が中米関係の大局に目を向け、中国側の領土・主権にかかわる重大な問題に慎重に対応・処理し、こうした誤った行動や危険な行為をやめ、両国・両軍関係の健全かつ安定した発展を促すことを願う。
ハリス司令官は、「双方が協力・交流をさらに強化し、両国・両軍関係の持続的な発展を促すことを望む」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月4日