習近平国家主席は6日、シンガポールに到着し、同国への国事訪問をスタートした。人民日報が伝えた。
現地時間の同日午後5時30分、習主席の乗った専用機がシンガポールのチャンギ国際空港に到着した。習主席と彭麗媛夫人は空港でシンガポール政府の高官による出迎えを受けた。
習主席はシンガポールの政府と国民に心からの挨拶と祝辞を述べた上で、「中国とシンガポールは親密で友好的な隣国だ。国交樹立からの25年間、両国のトップは良好な交流往来の伝統を維持し、各分野での協力が絶えず深化し発展して、大きな成果を収めた。中国・シンガポール関係の順調な発展は、両国と両国国民に幸福をもたらし、アジア地域の平和、安定、繁栄に積極的に貢献してきた。私は今回の訪問期間中、トニー・タン(陳慶炎)大統領およびリー・シェンロン(李顕竜)首相と二国間関係およびともに関心を寄せる国際的問題や地域的問題について深いレベルで意見を交換し、中国・シンガポール関係の未来の発展に向けてともに計画をうち出し、両国関係が新しい歴史のスタート地点でより大きな発展を実現するよう後押しすることを期待する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年11月8日