習主席、2016年G20首脳会議の全体方針と構想を発表

習主席、2016年G20首脳会議の全体方針と構想を発表。 が16日、習主席は中国が2016年のG20首脳会議を主催すると発表し、来年の首脳会議の全体方針と構想を紹介した…

タグ: G20,習近平,IMF

発信時間: 2015-11-17 09:53:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

20カ国・地域(G20)首脳会議が16日、引き続きトルコ・アンタルヤで開かれた。習近平国家主席が出席し、談話を発表した。習主席は中国が2016年のG20首脳会議を主催すると発表し、来年の首脳会議の全体方針と構想を紹介した。

習主席は、「中国は来年9月4−5日に杭州市で、第11回G20首脳会議を開く。現在の情勢と各国の期待に基づき、中国は2016年の首脳会議のテーマを『革新・活力・連動・寛容の世界経済を構築』とした。中国は革新的な成長方法、世界経済・金融ガバナンスの改善、国際貿易・投資の促進、寛容かつ連動的な発展の推進といった4つの重点分野を巡り、首脳会議の準備作業を進める」と述べた。

習主席は、「G20はすべての加盟国のためのG20だ。中国は開放・透明・寛容な姿勢を維持し、各加盟国との意思疎通と調整を強化し、共にG20の良き維持・建設・発展を目指す。2016年の首脳会議は、歴史と現実が織りなす独特な味わいを持つことになるだろう」と強調した。

各国首脳は中国が2016年のG20首脳会議を開くことに賛成し、中国が提案した会議のテーマと準備の重点分野に合意した。各国首脳は国際通貨基金(IMF)の組織改革、税収、汚職撲滅、国際貿易、エネルギーなどの議題を巡り意見交換し、IMFの組織改革案の早期実行を呼びかけた。

習主席はIMFの組織改革について、「IMFの組織改革の目標は、新興市場国と発展途上国の代表性と発言権の向上にある。中国はIMFの最近の、人民元を特別引き出し権(SDR)の構成通貨に組み入れるという提案を歓迎する」と述べた。

習主席は汚職撲滅について、「中国は腐敗を必ず取り締まり、汚職を必ず粛清し、絶対に認めないという態度で腐敗を厳罰に処し、汚職撲滅の国際協力を強化する。中国はG20が国際的な汚職対策の実務的な協力を強化することを支持する」と発言した。

同日の首脳会議閉幕後、「G20アンタルヤ・サミット 首脳コミュニケ」、「G20アンタルヤ・サミットの汚職撲滅問題に関する声明」が発表された。

汪洋氏、周小川氏らが関連活動に出席した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月17日

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