中国の「友人グループ」は、2015年も大いに賑わった。習近平国家主席は外遊に勤しみ、世界で「中国ブーム」を巻き起こした。中露は堅調な関係を維持し、発展戦略の結合を実現した。中米は新型大国関係の構築に向け引き続き努力することを再確認し、両国間の実務的な協力を促進した。中英は21世紀志向のグローバル全面的・戦略的パートナーシップを構築し、両国関係の「黄金の時代」を切り開くことを決定した。中越は「良き隣人、良き友人、良き同志、良きパートナー」という「四良」関係をさらに深化させた。中国・アフリカ関係は全面的・戦略的パートナーシップに格上げされ、双方の協力は新たなスタートを切った。
協力・ウィンウィンを軸とする新型国際関係の構築、これは中国の外交の一貫した方針だ。
中国が新型国際関係の理念を提唱したことには、その合理性がある。世界では現在、平和・発展・協力・ウィンウィンの時代の流れが強まっている。西側の実力が相対的に低下し、「南が興隆、北が低迷」が大きな流れとなっている。世界のパワーは、よりバランスの取れた方向に発展している。国際社会は日増しに運命共同体となり、世界各国の相互関係がより緊密になり、依存を強めている。この流れは新型国際関係を構築するための礎だ。
新型国際関係の理念には、その必要性がある。国際関係における不公平・不平等といった現象は未だに際立っており、多極化の歩みが紆余曲折を経ていることは否定できない。覇権主義・強権政治・新干渉主義がやや強まっている。世界・地域情勢に影響を及ぼす不確定・不安定要素が消えず、重要問題が各地で浮上している。世界的な問題が、休むことなく次々と生じている。各国間の発展の不均衡という問題も解消されていない。数多くの課題に直面し、中国が提唱した新型国際関係の理念は、各国に平和的に交流し、共に発展に取り組む新たな方針と選択肢をもたらした。
中国が提唱した新型国際関係の理念には、主に次の中心的な内容がある。
![]() |
|
![]() |