2015年にアジア太平洋地域は総体として安定を保ち、政治や経済の良いニュースが頻出した。新たな一年を展望すると、経済的なチャンスが増え、中国の働きが高まっていくと考えられる一方、安全環境には不安要素もある。
包括・協力・ウィンウィンは、アジア太平洋地域の繁栄と発展の主流の理念となっている。2015年11月にフィリピン・マニラで開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)の非公式首脳会議では、包括的な経済を構築し、アジア太平洋の繁栄を共同で促進することが、会議に参加した指導者の幅広い共通認識となった。
中日韓首脳会議は3年の中断を経て、2015年11月にソウルで再開された。これは、「求同存異」(同じところを求めて、異なる点は残しておく)、協力推進という積極的なシグナルとなり、矛盾を解決し、協力・ウィンウィンを進めるプラットフォームを提供し、東アジアの安定と発展に対する国際社会の信頼を高めた。
アジア太平洋自由貿易圏のプロセスも加速している。中韓・中豪の自由貿易協定は正式に発効となった。中国とASEANの自由貿易圏はアップグレードされた。二国間・多国間の自由貿易協定と自由貿易圏の建設は、より多くの国々の経済の開放や貿易の自由、共同繁栄をさらに促進するものとなる。
経済と政治・安全保障、社会・文化を3つの柱としたASEAN共同体は設立され、より広い範囲の経済的な融合や政治・安全保障、社会の進歩の模範となり、これを引っ張る役割を担うこととなる。
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