国際軍事評価機関グローバル・ファイヤーパワーが行った世界126カ国軍事ランキングで、米国、ロシア、中国、インド、フランスがトップ5を占めた。韓国の中央日報(電子版)が14日に伝えた。
同ランキングは軍事力と関連する約50要素を考慮するが、核兵器の武力、経済の現状、政治的地位を含まない。計算方法が異なるため、同機関のランキングの順位は、その他の軍事力ランキングと異なっている。伝統的な欧州の軍事強国が、上位に名を連ねた。英国は6位、ドイツは9位、トルコは10位。同機関は、これらの国々がNATO加盟国であり、資源を共有できるため、その分も計算に加味されたためだとした。
このほど頻繁に新武器を公開している朝鮮は、25位に入選した。同機関によると、計算には核兵器の武力、軍隊の兵員数による影響が含まれず、先進的な武器が加算されるという。そのため韓国軍の順位は朝鮮を大きく上回る11位で、中東の強国であるイスラエル(16位)をも上回った。しかし中央日報は、「韓国の順位は昨年より4位低下し、日本は9位から7位に浮上した。韓日の順位が逆転した」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月15日