南中国海問題 中国の「仲間」は決して米国より少なくない

南中国海問題 中国の「仲間」は決して米国より少なくない。

タグ: 南中国海

発信時間: 2016-04-28 14:33:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

パキスタン、バングラデシュ両国が27日、南中国海問題で中国の立場とやり方を支持すると表明した。両国の外相は同日、北京で王毅外交部長と会見し、中国の立場とやり方は国際法に合致しているとし、中国に対する理解と支持を表明した。

この2週間ほどで、ブルネイ、カンボジア、ラオス、ロシア、インド、ポーランド、ガンビア、フィジーの8カ国が相次いで、当事国の話し合いと協議により南中国海紛争を解決するという中国の主張に支持の意を表した。 

上述のように中国の立場を支持する国は今後増えるだろう。米日比は国際社会が自らの立場に同調することを精一杯宣伝しているが、南中国海で一体何が起きているかを理解する国が増加するにつれ、国際社会は3国を支持しない態度をとるだろう。

南中国海情勢は米国の突っ込んだ介入により質的な変化を見せている。かつて地域内の一部の国による領土・海洋権益をめぐる紛争があったこの場所では現在、米国が少数国を抱き込み、中国に対する戦略的な駆け引きを繰り広げている。米国が口でどのように言い訳しても、両手を合わせて中国の勢いを削いでいるようにしか見えない。両手とは、軍艦や戦闘機を南中国海に派遣して挑発することと、フィリピンを煽ったり後押したりして南中国海仲裁を申し立てさせることで中国への与論攻勢を強めることである。

南中国海に介入する目的は「航行の自由」を守り、地域の平和と安定を促進することだと言い張る米国だが、世界各国の目には南中国海情勢は緊迫化していると映り、この地域における中米の軍事的摩擦に関する議論も増える一方である。

ハーグにある仲裁裁判所は西側の与論に従い、中国の利益を損なう判断を下すだろう。西側はこれを中国を包囲攻撃するための大事件に仕立てる狙いだ。世界各国はこの手口をよく知っているはずだ。

中国は仕掛けられたこの罠に陥ったりはしない。中国は早くも2006年に「国連海洋法公約」第298条の規定に基づき、国連事務総長に中国の領土と主権に関わるいかなる国際司法や仲裁も受け入れないという声明文を出している。このような声明を出した国は世界で30数カ国にもする。中国の意思に背き、米国の支持を受けて仲裁を勝手に申し立て、それを無理矢理に推し進めようとするフィリピンの思惑は、国際社会に簡単に見抜かれるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月28日

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