中国の王毅外交部長は16日、要請に応じ米国のケリー国務長官と電話会談した。
王部長は、「中米はまもなく、中米戦略経済対話、中米人文交流ハイレベル協議を実施し、20カ国・地域(G20)杭州サミットの準備に向け密接に意思疎通・調整する。双方が協力に焦点を絞り、食い違いを適切に処理し、中米関係の健全かつ安定的な発展の流れを維持し続けることに期待する」と表明した。
王部長は、「米国が1つの中国を貫き、中米の3つの共同コミュニケを順守し、台湾問題を適切に処理することに期待する」と表明した。
ケリー長官は、「米国は対中関係の発展を非常に重視している。米国の台湾問題における立場に変化はなく、変えることもない。台湾の独立を支持しない」と表明した。
双方は意思疎通を続け、海上問題を適切に処理することで合意した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月17日