G7の豪語、空虚な内容に

G7の豪語、空虚な内容に。

タグ: G7 伊勢志摩 EU

発信時間: 2016-05-26 12:17:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

G7サミットは今月26−27日にかけて、日本の三重県伊勢志摩で開かれる。主催国の日本は今回のサミットを、国際社会に日本の「リーダーシップ」を示す絶好のチャンスとしており、さらには「地域と世界が平和と繁栄に向かう最良のルートで導く」と豪語している。

主催国の理想は「豊か」だが、現実を前にすると「乏しさ」が際立つ。世界の経済成長のけん引、世界・地域の重要問題の解決で、G7は力を失っており、影響も微々たるものだ。

米国の経済回復は依然として脆弱だ。日本経済は「表面的」には回復しているが、その裏側で物価や大企業などの関連データが低迷している。欧州経済も債務危機を経て、回復の原動力を失っている。先ほど閉幕したG7財務相・中央銀行総裁会議において、日米独などの主要メンバー国は為替変動、財政出動などで合意に至らなかった。日本の麻生太郎副総理兼財務大臣は、需要を刺激するため先頭に立ち財政出動をかけたいと述べたが、反応は得られなかった。米高官は「各国経済の実情が異なり、画一的な解決策は存在しない」と明言した。

全体的に見て、G7の経済成長は低迷しており、後の力が不足している。そのGDPが世界に占める比率は、今世紀初頭の約3分の2から、2013年の約47%に低下している。

また国際問題について、米国を始めとするG7は紛争の「解決者」ではなく、「トラブルメーカー」としての役割を演じてばかりいる。

米国のオバマ大統領、それから元国務長官、米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏は、中東政策について間違いを認めている。しかし混乱を極め傷だらけとなっている中東は、この「謝罪」により転機を迎えていない。人々は住む場所と故郷を失い、恐怖の影が蔓延し、難民危機が深刻化し、欧州を苦しめている。

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