王毅外交部長は18日、要請に応じケリー米国務長官と電話会談し、中米関係および関連問題について意見交換した。
ケリー国務長官は、「先ほど北京で開催された米中戦略・経済対話および人文交流ハイレベル協議は、近年で最大の成功を収めた。米国は中国と共に、米中関係の新たな発展を推進していきたい」と表明した。
王外交部長は、中国側のチベット問題における原則的な立場に再言及し、中国への内政干渉を停止し、実質的な行動により中米関係の大局を守るよう米国側に求めた。
ケリー国務長官は、「米国のチベット問題における政策に変化はなく、変化することもない。米国はチベットは中国の不可分な一部分であり、チベット独立を支持しないという立場を貫く」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月20日