中国の原潜がマラッカ海峡を通過、メディアが過度に憶測

中国の原潜がマラッカ海峡を通過、メディアが過度に憶測。

タグ: 原潜 マラッカ海峡

発信時間: 2016-07-01 14:31:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

インドネシアメディア「Metro TV」のウェブサイトは25日、中国人民解放軍南海艦隊の艦隊が25日、マラッカ海峡を通過したと報じた。艦隊には攻撃型原潜「409艇」、ミサイル護衛艦「運城艦」、引き揚げ救助船「永興島号」が含まれていた。軍事専門家の曹衛東氏は、中国中央テレビの番組「今日関注」のインタビューに応じた際に、「中国の原潜はこれまで、インド洋より太平洋に入る回数の方が多かった。今回のマラッカ海峡通過により、インド洋に入る可能性がある。これは他国にとって新鮮なことであり、過度な解釈と誇張を引き起こす」と話した。

報道によると、インドネシア海軍の軍艦と偵察機は24日、バンダ・アチェ沖を通過する中国海軍の艦隊を発見し、監視したという。インドネシア海軍の報道官は、中国海軍が無害通航であれば問題はないという見解を示した。

中国国際問題研究院の楊希雨研究員は、「中国軍は世界の戦略的安定の力だ。中国海軍は遠洋に進出し、マラッカ海峡を頻繁に通過しているが、これは海峡地域およびより広い地域に戦略的安定をもたらすだけだ。ところが中国海軍は新興勢力であり、中国軍の原潜は一部の海域に姿を現すことで注目され、疑問視されることもある。これは正常なことだ。時間の流れと共に、中国海軍がもたらす影響が米海軍と大きく異なり、効果も異なることに気づくだろう」と話した。

中国海軍の艦隊がマラッカ海峡を通過することに対してメディアが過敏になる原因について、曹氏は次の原因を挙げた。中国の原潜はこれまで、インド洋より太平洋に入る回数の方が多かった。これは他国にとって新鮮なことであり、過度な解釈と誇張を引き起こす。

海軍軍事学術研究所の張軍社研究員はメディアのインタビューに応じた際に、「バンダ・アチェ沖はマラッカ海峡の西側にある。マラッカ海峡は国際海峡であり、軍用船舶を含む各国の艦船が通過通航権を持つ。バンダ・アチェ沖はナトゥナ諸島から遠く離れているため、中国艦隊によるマラッカ海峡の正常な通過と、インドネシア海軍が先ほどナトゥナ諸島付近で中国の漁船を拿捕した件を結びつけるのは、過度な憶測にすぎない」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月1日

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