ASEANが共同声明で仲裁を取り上げず、茶番が終息へ

ASEANが共同声明で仲裁を取り上げず、茶番が終息へ。 ASEAN外相は25日、順調に共同声明を発表した。声明は南中国海仲裁案について一言も触れず、中国を公然と批判することもなかった…

タグ: ASEAN 南中国海 仲裁

発信時間: 2016-07-26 14:40:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

南中国海の平和と安定の維持は、ASEANと中国にとって真の共同の利益であり、さらにはフィリピン・ベトナムと中国の共同の利益でさえある。しかし米日は両国と中国の対立の激化を願っている。彼らはそのため、尋常ならざる熱意と意欲により、南中国海仲裁案を支持している。このいわゆる仲裁がASEANと中国のかつてない対立を引き起こせば、米日の狙い通りとなる。

しかしASEANが中国との対立に向かうことはなく、そんな馬鹿はいない。一部の国が一時的に正気を失ったとしても、ASEANという枠組み全体が正気を失うことはない。これはASEANが会議を開く前に、米日メディアが中国に対する強硬な声明を発表する可能性を宣伝するが、結局このような声明が発表されることはまったくない根本的な原因だ。

中国はASEANに対して誠意ある友好政策を実施している。中国は南中国海で島礁を建設しているが、最大限に対立を回避することは中国の南中国海政策の重要内容の一つだ。中国はフィリピンの古い軍艦が停泊する仁愛礁の周辺で、我慢強くフィリピンに働きかけている。これは南中国海の紛争に対する、中国の実際の態度の縮図と言える。

いわゆる「仲裁結果」が発表されてすでに2週間がたつが、海外の態度を整理すると、域外国のうち米日豪を明確に支持する国はあっただろうか?中国が受けるいわゆる圧力は、米日・西側メディアの泡沫ばかりだ。EUは正式に態度を表明しておらず、欧州諸国の当局者は集団沈黙に陥っている。ASEANも現在、仲裁案を外相共同声明に書き入れなかった。茶番劇は徐々に幕を閉じようとしているようだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月26日

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