「長征は完了し、紅軍は歴史を創造し続ける」——スメドレー氏が綴った紅軍と長征

「長征は完了し、紅軍は歴史を創造し続ける」——スメドレー氏が綴った紅軍と長征。 一人の普通のアメリカ人女性が中国に赴いて戦場記者になったのは何故なのか。一体、どんなエネルギーが彼女を中国共産党を断固として支持し、中国共産党のために奔走し、声を発し続けさせたのか…

タグ: 長征 紅軍 歴史 

発信時間: 2016-08-11 15:36:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国の歴史学者、スティーブン・マッキノンとジャニス・マッキノン夫妻は10年をかけて伝記『アグネス・スメドレー』を書き上げ、彼女に関する「パズル」を作り出した。一人の普通のアメリカ人女性が中国に赴いて戦場記者になったのは何故なのか。一体、どんなエネルギーが彼女を中国共産党を断固として支持し、中国共産党のために奔走し、声を発し続けさせたのか。

「中国共産党だけが中国の農民に希望を与えることができる。」1930年代初期に、スメドレー氏は友人に宛てた手紙の中でこの問題にこう回答した。その後、約20年間にこれがスメドレー氏の人生において最も重要な信念になる。

スメドレー氏は1892年に米国ミズーリー州の貧困家庭に生まれた。1929年初期、彼女は『フランクフルト・ジャーナル』の特派員として中国の大地に足を踏み入れ、国民党当局の封鎖を顧みず、中国共産党が率いる土地革命、反蒋闘争、抗日戦争について報道した。

スメドレー氏は『中国紅軍は前進する(中国紅軍在前進)』など約800万字に及ぶ著作を次々と執筆し、「中国の事実と真相を熟知した数少ない外国人作家の一人」と称えられた。

「事実と数字及び数々の名称は紅軍の長征の歴史的な意義を説明するには不十分で、さらには数十万人の長征に参加した部隊の不屈の奮闘精神と彼らが体験した苦難を描くこともできない。」これはスメドレー氏が書き綴った紅軍の長征だ。

長年にわたってスメドレー氏に関する研究をしてきたマッキノン夫妻は、「勤労大衆への関心と同情、仇のように悪を憎む個性によって、スメドレー氏は中国共産党人を支持するように運命付けられていた。貧困家庭の出身で、一生のうちに数々の困難を体験したスメドレー氏は、中国共産党人の身から人類最も貴重なもの、つまり希望を見出した。」と考えていた。

(新華社より)2016年8月11日

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