「歴史の証明――中国政府日本人戦犯釈放60周年記念特別シンポジウム」が28日に遼寧省瀋陽市で開催された。中国友誼促進会の主催で、撫順戦犯管理所跡地展示館が運営した。中日関係史学会、中国社会科学院、日本・撫順の奇蹟を受け継ぐ会、日中友好協会などの学術機関、平和友好団体、戦犯の子孫など中日の代表50人近くが参加した。人民日報が伝えた。
専門家は中国の日本人戦犯に対する政策の実施及びその意義、いかにして歴史を鑑として未来に向かい、中日の世々代々の友好を後押しするかなどについて議論した。
参加者は「中国政府が日本人戦犯に対して実行した寛大な政策は人道主義の精神と平和主義の理念を十分に体現しており、中日関係の発展推進に重要な役割を果たした」との認識で一致した。
現在、中日関係はいくつかの問題に直面しており、両国の人々が真摯に向き合い、徳をもって接し、交流を強化し、協力を深化し、両国関係の健全で安定した発展及び両国民の世々代々の友好のために貢献することがなおさらに必要だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月29日