中国外交部の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で、中国の黄岩島における船舶の配備状況に変化はないと表明した。ロシア・スプートニクが伝えた。
記者からは「報道によると、中国の船舶はこのほど黄岩島沖で浚渫作業を行っているとのことだが、中国側は関連状況を認めることができるか」という質問があった。華報道官は「中国側は8月上旬より、黄岩島沖で複数の巡視船による巡航・法執行を続けており、また一部の漁船が関連海域で操業している。関連状況に変化はない。中国側は、黄岩島の状況を誇張し、勝手な憶測をする必要はないと判断している。中国側はフィリピン側と相互信頼を再構築し、両国関係の改善と発展を促すことに前向きだ」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月6日