中ロがミサイル防衛問題でブリーフィング THAADで米韓を批判

中ロがミサイル防衛問題でブリーフィング THAADで米韓を批判。

タグ: 香山フォーラム ミサイル 防衛 THAAD

発信時間: 2016-10-12 10:45:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第7回香山フォーラムが昨日、北京で開幕した。会期中、中ロ両軍は世界・地域ミサイル防衛情勢について共同ブリーフィングを行った。チャイナデイリー公式ミニブログによると、両国が来年、第2回ミサイル防衛合同演習を行うことが記者会見で発表された。

ASEAN諸国と海上合同演習へ

中ロがミサイル防衛問題でブリーフィング THAADで米韓を批判

国務委員兼国防部長の常万全氏はフォーラムの開幕式のあいさつで、中国とASEAN諸国の海軍が2017年に海上合同演習を実施することを発表した。

常氏は「現在の世界は未曾有の大変革の中にある。中国防衛部門・軍隊は各国と共に努力し、公平・正義の、共同構築・共有の安全構造を形成する。我々は各国と対話を強化し、安全の相互信頼を促進する。我々は各国と協力を深め、共に課題に対応する。我々は各国と食い違いをコントロールし、安全環境を維持する。中国は2017年にASEAN諸国の海軍と、海上合同演習を実施する。中米両国海軍も年内に、海と空の遭遇に関する安全行為の準則の運用の熟練度を高める合同演習・シンポジウムを開催する」と述べた。

また中国軍事科学学会会長、軍事科学院院長の蔡英挺氏は、昨日の香山フォーラム全体会議終了のあいさつで、代表者らと形成した共通認識を▽アジア太平洋の平和と安定の維持は各国の責任▽海上安全の維持は各国の協力が必要▽テロリズムは人類の公敵▽グローバルガバナンス体制の変革の共同推進は時代のニーズ▽協力・ウィンウィンの新型国際関係の構築を共同推進――の5つにまとめた。

・焦点

米国の韓国へのTHAAD配備、中ロが厳しく批判

中国軍網の報道によると、中国側の代表者、中央軍事委員会連合参謀部作戦局副局長の蔡軍氏は記者会見で、「ミサイル防衛問題は大国関係、世界の平和と安全、軍縮の進展に対して深く長期的な影響を及ぼす。一方的に多層的なミサイル防衛計画を発展させる米国の非建設的な行為は、世界の安全環境を悪化させ、世界の戦略的バランスと地域の安全・安定を損ねる。核軍縮と核拡散防止の進展を妨げ、新たな軍備競争を引き起こす可能性がある」と述べた。

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