中ロがミサイル防衛問題でブリーフィング THAADで米韓を批判

中ロがミサイル防衛問題でブリーフィング THAADで米韓を批判。

タグ: 香山フォーラム ミサイル 防衛 THAAD

発信時間: 2016-10-12 10:45:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「米韓は韓国へのTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備を決定したが、これは発表されている目的と明らかに合致しない。半島の核問題の解決、半島の平和と安定に資することはなく、中ロを含む関連国の安全の利益を著しく損ねる。中国は断固反対し、米韓に方針を改めるよう強く促す。中国は常に、関連国は世界と地域の戦略的安定の維持と戦略的相互信頼の促進を立脚点とし、政治・外構の手段により普遍的な安全を実現し、共に平和・安定の、平等・相互信頼の、協力・ウィンウィンの国際安全環境を構築するよう主張している。中ロ首脳はミサイル防衛問題について何度も共同声明を発表しており、双方のミサイル防衛問題に関する協調と協力が絶えず進化されている」

ロシア側の代表者、ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局副局長は「ミサイル防衛問題は、核軍縮の進展、宇宙軍備競争の予防、世界戦略の安全・安定の保障の重要問題だ。米国は一方的にABM条約から脱退し、世界戦略の安定に悪影響を及ぼした。米国は欧州やアジア太平洋でのミサイル防衛システムの建設を推進しているが、これはロ中の戦略核兵器をけん制し、世界の覇者としての地位を固めるためだ」と指摘した。

同氏は「ロシアは米国が韓国にTHAADを配備し、朝鮮のミサイルに備える必要性を疑っている。米国のミサイル防衛システムは強い戦略的攻撃性を持ち、世界範囲のすべての潜在的な敵国に対して圧倒的に有利になることを目的としている。ロシアは常に米国に対して、客観的な基準、法的拘束力を持つ保証により、欧州のミサイル防衛システムをロシアの戦略核兵器に向けないよう求めている」と述べ、先ほど中国側と共同提出した「宇宙空間への兵器配置および宇宙空間物体に対する武力による威嚇または行使の防止に関する条約(PPWT)」案について再言及した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月12日

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