習主席のAPECの演説、世界・アジア太平洋の発展方向を示す

習主席のAPECの演説、世界・アジア太平洋の発展方向を示す。

タグ: APEC 首脳会議 基調演説 経済成長

発信時間: 2016-11-21 10:36:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(二)「相互接続の促進、連動的発展の実現」

相互接続は発展の潜在力を引き出す重要な手段であり、連動的発展を実現する前提条件だ。アジア太平洋全体を網羅する「全面的・複合型相互接続ネットワーク」の構築を推進する。アジア太平洋両岸の相互接続を推進し、より広い範囲に波及させることで実体経済の発展をけん引する。北京会議(2014年)で制定された相互接続の青写真の実行を徹底し、インフラ、制度・規則、人員交流による三位一体の相互接続枠組みを整え、2025年の全面的な接続という目標実現を保証する。

習主席が「一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)」という壮大な構想を打ち出してから、すでに3年が経過する。習主席は中国が各国と共に「共同協議・共同建設・共有」の原則を貫き、「政策の意思疎通、道路の連結、貿易のスムーズ化、通貨の流通、民心のつながり」を推進すると強調した。発展戦略の連結を実現し、互恵協力を深め、地域経済発展と国民生活の改善に力強い動力を注ぐとした。また各国が一帯一路の協力に参与することを歓迎すると表明した。

(三)「改革と革新を促進し、内的動力を強化」

APEC首脳は2014年に北京で、「革新的な発展、経済改革及び成長の促進」で合意し、アジア太平洋地域の革新的な発展の道を指し示した。G20首脳は今年、杭州サミットで「革新的成長の青写真」を採択し、改革と革新の重要な意義を強調し、具体的な行動計画を策定した。アジア太平洋の各メンバーは、これらの共通認識と原則を実行に移し、発展方式のモデルチェンジを推進し、改革で経済構造調整を推進する決意を固め、全要素生産性を高める。「マクロ政策の協調」を強化し、構造改革を断固たる姿勢で推進し、前向きな効果の波及を強化する。

米FRBが再利上げするにあたり、新興経済圏の「資産海外逃避」の激化、ひいては金融市場の変動という「マイナス効果」は避けなくてはならない。

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