中国、将来は複数の国産空母の保有へ 南中国海の主権を防衛

中国、将来は複数の国産空母の保有へ 南中国海の主権を防衛。 米海軍専門誌『ネイビー・タイムズ』の24日の報道によると、中国の空母「遼寧艦」は、ウクライナの保有していたソ連製空母「ヴァリャーグ」を土台に改造して作られたもので、2012年に正式に就役し、この空母をめぐって組織された空母編隊はすでに実力を大きく高めている…

タグ: 海軍 空母 艦隊 遼寧艦

発信時間: 2016-12-31 13:45:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「ある意味では、世界に対する米国の威嚇力は、米ドルと空母によって形成されていると言える」。李傑氏は25日、『環球時報』記者に語った。中国はこれまで温和な態度を取ってきたために、他国は、我々が力を示すことに慣れていない。だが空母は、ある国の総合的な国力と海軍の実力の象徴である。それによって体現されるのは、力を示すことによって相手に軽はずみな行動を取らせないようにする威嚇力である。「これは大国が強国へと向かうのに必要な手段であり、他国は我々の進歩に適応しなければならない」。「遼寧艦は、南中国海にも赴き、訓練活動を行うこととなる。これは、南中国海の島礁の主権と海洋権益を侵犯から守る決意と能力を中国が持つことを示すものとなる」

英国放送協会(BBC)は24日、遼寧艦の空母編隊による今回の海域をまたいだ訓練は、南中国海が敏感な時期にある中で行われたと指摘している。15日には、中国の軍艦が南中国海海域で米海軍の無人潜水機を回収し、波紋を呼んだ。潜水機は20日になって引き渡された。米国のあるシンクタンクによると、最新の衛星画像は、中国が南中国海の7つの人工島上に武器を配備し、ミサイル防衛システムと防空システムもこれに含まれていることを示している。中国側は防衛のための行動であることを強調し、米軍が南中国海で挑発的な航行を行っているとして非難している。AP通信は、「遼寧艦は、南中国海における主権の主張の強化に一定の役割を果たすものとなる」と報じた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月31日

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