北京交通委員会:「渋滞料」の徴収開始は今のところ未定

北京交通委員会:「渋滞料」の徴収開始は今のところ未定。

タグ: 北京交通委員会 渋滞料 

発信時間: 2017-01-21 09:37:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

現在開催されている北京市の「両会」において、北京市交通委員会の容軍氏は、「渋滞料」政策のスケジュールは未定であり、現在なお研究中であると述べた。また、「重度汚染日における公共交通の無料化」政策を軽率には実行しないとも述べた。

容軍氏は、「北京・天津・河北省の共同発展、都市副都心建設計画、非首都核心機能の分散化などの背景の中、北京の交通状況はこの数年、変化が激しい。たとえば毎年のように電車の新規開通があり、今年末の一部政府機関が通州へ移転する。それらのことが公共交通に影響を与えている。研究機関は現在、ビッグデータなどを通じ、交通事情の新たな変化を分析している」と説明する。

「政策はいきなり施行されるものではない。必ず法や行政による手続きが必要であり、広く市民の意見も求めなければならない。社会の共通認識を徐々に形成された後、穏やかに始めるものだ」と容軍氏は述べた上で、「渋滞料」政策は多方面に影響を与えるものであり、施行するためには深い研究の基礎が必要だとの考えを示した。

また同氏は、「重度汚染日における公共交通の無料化」政策を軽率には実行しないとも述べた。「北京は人口が集中しており、公共交通の乗客数も巨大だ。公共バスや電車の毎日の乗客数はのべ1100万人以上に上り、ピーク時は非常に混雑する。もし軽率に無料化すればリスクは高まり、運行の安全を保証できなくなる」と述べる。

北京市発展改革委員会の関係者によると、北京は2017年も都市交通網が充実化する。試運転のS1線、燕房線、西郊線が開通し、7号線の延長、八通線の延長、平谷線の建設が進む。その距離は600キロを超える。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月21日

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