中国の貧困人口、昨年は1240万人減少 目標を達成

中国の貧困人口、昨年は1240万人減少 目標を達成。

タグ: 中国 貧困人口 減少

発信時間: 2017-03-04 09:35:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

28日、国務院貧困者支援グループ事務局に取材したところ、昨年、中国の貧困人口が1240万人減少したことが分かった。年間目標の1000万人を上回る数字である。初年度となる脱貧困作戦は、幸先のいいスタートを切った。

貧困者支援事務局の報道担当官である蘇国霞氏は、昨年の中央政府および省レベルで準備した独自の支援資金は1000億元だったと述べる。貧困県に対する農業資金支援の試験地区は全国961県。全プロジェクトのために確保した支援資金は総額3200億元に上る。調整後の実質的資金は2300億元だった。登録貧困者3000万人に恩恵がいきわたった。

金融を通じた貧困支援に関して、貧困地域の金融支援ローン残額は2兆4878億元となっている。2016年には8181億元が新たに追加された。累計マイクロファイナンス総額は2833億元で、801万戸の貧困家庭を支えた。追加の貧困者向け金融支援ローンの金額は1127億元。貧困脱却のための移転用の融資債は726億元だった。

蘇国霞氏は、貧困者支援事業は今年、「五個一批」(生産力向上、貧困地域からの移転、自然環境保護に関連する補償、教育の向上、社会保障の向上を通じて脱貧困を図ること)プロジェクトをさらに加速させるとした上で、貧困支援資金を継続して投入し、貧困支援政策の実行力をさらに強化し、支援事業に対する形式主義な傾向を克服し、貧困者を1000万人減少させるという目標を今年も達成し、昨年同様の勢いを続けると述べる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月4日

 

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。