結果は早ければ30日夜にも明らかに
検察が27日に提出した逮捕請求については、ソウル中央地裁が判断する。韓国メディアによると、地裁は現地時間30日午前10時30分に、朴氏の取り調べを行う。容疑者が当日、自ら出廷し立場を表明しなければならない。ただし公の場に出たくない、もしくは裁判所からの取り調べを受ける必要はないと判断した場合、欠席することもできる。朴氏が出廷するかは、今のところ未知数だ。
審査後、裁判官は検察側と朴氏側から提供される各種記録に基づき、逮捕状発付を審査する。朴氏に多くの容疑があり、記録されている内容が多岐にわたるため、検察と弁護士が真っ向から対立する可能性がある。裁判所は記録の審査に、一定期間を必要とするだろう。
裁判所側は早ければ30日夜か31日未明に、朴氏逮捕の決定を下す。韓国の司法界からの情報によると、朴氏に有罪判決が下れば、懲役10年以上もしくは無期懲役の実刑が言い渡される可能性がある。
検察側によると、朴氏は崔被告と共謀し、サムスングループから430億ウォンの賄賂を受け取った疑いがある。1億ウォン以上の賄賂を受け取った場合、無期懲役になる可能性もある。韓国の司法界は、朴氏が有期懲役になる可能性の方が高いと見ている。その場合、最長で45年になることもありうる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月28日