習近平国家主席は4月6日、専用機で米フロリダ州に到着した。写真は、飛行機を降りる習近平主席と彭麗媛夫人。
習近平国家主席と米国のトランプ大統領は現地時間6、7日の両日、米フロリダ州の別荘「マー・ア・ラゴ」で会談を行う。これは中米両国関係の重大事であり、新時代の中米関係の発展方針を定める。またアジア太平洋、さらには世界の平和・安定・繁栄の促進に対しても、重要な意義を持っている。
中米首脳会談、重大な意義とは
今回の中米首脳会談は、米新政権発足以来で初となる。中米関係は新たな歴史の節目に立たされている。両国首脳の前向きな交流は、中米関係の発展方針、その位置づけを定めるばかりか、世界に積極的なシグナルを発することができる。
中国国際問題研究院の蘇格院長は「今回の会談の最大の意義は、習主席とトランプ大統領が新時代の両国関係の大方針と戦略的原則に対してトップダウンデザインを施し、2つの大国の国益の共通点を見いだし、両国関係の航路を指し示すことにある」と指摘した。
また中米首脳会談はトランプ大統領の別荘で行われる。両首脳はリラックスし、相互理解を図ることができる。これは複雑な外交問題の解決を促す。ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官も「今回の会談は、トランプ大統領と習主席が個人的な関係を構築するため、一つの機会を提供する」と表明した。