■全世界の協力・ウィンウィンを推進する新パラダイム
「中国の『一帯一路』イニシアティブは他のイニシアティブと異なり、ウィンウィンと互恵協力を強調し、地域さらには全世界規模の協力に新たなパラダイムを示し、全く新たな地域・世界発展のプラットフォームを築いた」。国連経済社会理事会議長、ジンバブエ国連大使のフレデリック・シャバ氏も「一帯一路」イニシアティブがアフリカ諸国のインフラ整備の助けとなることを高く評価した。
「一帯一路」イニシアティブは沿線国の経済協力、地域の連結、市場の融合を後押しするとともに、各地の人々に利益をもたらすことを旨としている。シャバ氏は「中国―アフリカ協力フォーラムなどの協力制度に後押しされる形で、中国とアフリカの貿易は急速に増加。中国はアフリカのインフラ整備を資金面で大きく支え、アフリカの人々の貧困脱却に貢献した。『一帯一路』イニシアティブはインフラ整備の資金調達の助けとなり、アフリカの経済の潜在力を解き放つうえでプラスだ」との認識を示した。また「この『共同発展の道』が南アジア、中央アジア、欧州内陸部などの地域、さらには全世界を結ぶ紐帯となることを希望する。アフリカ諸国はこのイニシアティブを歓迎し、繁栄へと通じるこの列車に乗ることを希望している」と述べた。
主催した中華エネルギー基金委員会の何志平常務副主席兼秘書長は「『一帯一路』イニシアティブの持つ包摂及び持続可能な発展という理念はグローバル化の直面する試練に新たな考えの道筋を示した。このイニシアティブはインフラ整備を全世界の連結と社会・経済発展の礎と見ており、全世界の持続可能な開発の新たなモデルを代表している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月17日