華僑・華人による革新と創業、「双創」のアップグレード版に

華僑・華人による革新と創業、「双創」のアップグレード版に。

タグ: 華僑 華人 双創

発信時間: 2017-04-20 13:52:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

19日に開かれた中国国務院僑務弁公室第30期海外華僑・華人創業研修班開講式で、国務院僑務弁公室の裘援平主任と翁鉄慧上海副市長が共に、楊浦区の上海「僑夢苑」の除幕式を執り行った。

「僑夢苑」は国務院僑務弁公室が近年提唱し、中国の各地方政府と共同建設している新型僑務資本・知識導入プラットフォームだ。国家発展の大局と華僑・華人の事業発展の需要をめぐり、国家の革新駆動型発展、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)構想への貢献を主軸とし、僑務資源の優位性を積極的に発揮し、華僑経営者による産業クラスタ及び華僑・華人革新創業拠点を建設し、華僑事業および地方経済の共同発展を促進することが狙いだ。

裘氏は「華僑・華人の革新と創業は、双創(大衆創業、万衆革新)のアップグレード版であるべきだ。上海の僑夢苑は政府による支援、政策による促進、市場中心、華僑参与のモデルを堅持する。その他の僑夢苑及び関連エリアの建設経験を参考にし、僑夢苑の産業集積と国際化の程度を高めていく」と話した。

「関係者間の業務連絡体制を構築し、より開放的で魅力的な華僑・華人革新創業メカニズムを構築していきたい。楊浦区に華僑の要素を与え、華僑・華人ベンチャー企業の同エリア・市場・社会への進出を促進する。華僑にサービスを提供する総合的な体制を整え、招致し、人材を留め、よく経営できる理想的な環境を築く」

上海「僑夢苑」の範囲は、楊浦区全体だ。上海の市街地から北東に離れている楊浦区の面積は60.61平方キロメートルで、上海で面積が最も広く人口が最多の中心エリアだ。楊浦区は昨年5月、国務院によって全国第1陣の双創模範基地に指定された。12月には中国科学技術部、国家発展改革委員会により、国家革新型エリアに指定された。

除幕式では、上海市僑務弁公室、楊浦区政府、海外華僑・華人グループが上海「僑夢苑」華僑・華人革新創業基地を共同建設し、協力枠組み協定に署名した。これには米中自動車交流協会、カナダ玉山科学技術協会、在英華人ハイテクビジネス協会などが含まれる。

「上海僑夢苑専門家諮問委員会」が同日設立された。各分野の優れた華僑・華人専門家、学者、創業者を招き、華僑・華人の上海及び楊浦区における革新と創業に向け、シンクタンクとしての役割を果たす。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月20日

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