トランプ大統領、まもなく就任100日 その成果は?

トランプ大統領、まもなく就任100日 その成果は?。 米国メディアの調査によると、トランプ大統領の支持率は、1945年以来の米大統領のこの時期の支持率としては最低となっている…

タグ: トランプ 大統領 支持率 有権者

発信時間: 2017-04-26 10:06:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国のトランプ大統領の就任100日まであと数日。だが米国の人びとは、トランプ大統領に点数をつけるのを待ちきれないようだ。米国メディアの調査によると、トランプ大統領の支持率は、1945年以来の米大統領のこの時期の支持率としては最低となっている。だがファンらの間では、トランプ大統領の人気は依然として高い。

支持率は「最低」 だが基盤は堅固

『ワシントン・ポスト』とABC放送が23日に発表した最新の世論調査によると、トランプ大統領の米国の有権者の間での支持率は42%、不支持率は53%だった。第2次大戦後の歴代米大統領の就任100日の支持率としては最低となる。

だがトランプ大統領は、支持者らの間では地位を固めている。大統領選でトランプに投票した米国人のうち94%はトランプを支持している。またトランプ大統領が所属する共和党の有権者の間での支持率は84%となっている。

フランクリン・ルーズベルト大統領は1933年に就任した際、大統領の実績をはかる指標の一つとして就任100日という概念を打ち出した。就任100日の新大統領は、指導者としての新たな風格をアピールし、その権力や影響力は往々にして最高潮に達する。新大統領と有権者との「蜜月」とも呼ばれる。

100日の成果の見どころは?

保守派のニール・ゴーサッチ判事の米最高裁判事への就任の承認を米議会上院で獲得したことは、トランプ大統領のこの100日の得難い成果だったと言えるだろう。これによって最高裁では、保守派の判事がリベラル派の判事よりも5対4で多い局面が再び形成された。これは、トランプ大統領や共和党、米国の社会転換にとって、重大な政治的意義を持っている。

この100日のもう一つの勝利は、行政効率の向上だ。トランプ大統領はこれまでに、政府の規制の削減、国境管理の強化、移民関税執行局の捜査員と国境パトロール要員の増員の認可、「環太平洋戦略的経済連携協定」(TPP)からの離脱、石油パイプライン建設の許可など、25本の大統領令に署名している。実際の効果がどうあれ、トランプ大統領が成果を上げようと忙しくしている姿が世界に示された。

米国の有権者にとっては、トランプ大統領の政権運営の注目点にはこのほか、雇用の推進と外交政策が含まれる。『ワシントン・ポスト』とABC放送の世論調査によると、トランプ大統領が企業に圧力をかけ、雇用ポストを海外から米国に戻そうとしている措置には、73%という高支持が集まっている。民主党やリベラル派、非白人という「反トランプ」の3大有権者グループの間でもこの措置は多数の支持を獲得している。4月初めにシリアで「化学兵器による攻撃」事件が起こると、トランプ大統領は、シリアへのミサイル攻撃の実施を命じた。60%を超える回答者がこの軍事行動を支持し、半数の回答者がシリアの事件へのトランプ大統領の全体的な対応を評価した。

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