■産業投資を拡大、貿易の円滑化を実現
▽中国政府はパキスタン、ベトナム、カンボジア、ラオス、フィリピンなど30カ国政府と経済・貿易協力協定に調印した。
▽中国商務部(商務省)は60数カ国の関係当局及び国際組織と共に「一帯一路」貿易円滑化協力推進イニシアティブを発表した。
▽中国税関総署はカザフスタン、オランダ、ポーランドの税関当局と税関協力文書に調印した。
■金融協力を強化、資金融通を促進
▽シルクロード基金に1000億元を追加出資する。
▽中国財政部(財務省)は多国間開発銀行と多国間開発融資協力センターを設立する。
▽中国国家開発銀行は「一帯一路」インフラ融資(1000億元相当)、「一帯一路」生産能力協力融資(1000億元相当)、「一帯一路」金融協力融資(500億元相当)を設ける。
■民生への取り組みを強化、民心の通じ合いを深化
▽中国政府は沿線の途上国への支援を強化する。今後3年間の援助総額は600億元を下らない。
▽中国政府は沿線の途上国に20億元の緊急食糧支援を行う。南南協力援助基金に10億ドルを追加出資し、中国―国連持続可能な開発のための2030アジェンダ協力イニシアティブ、沿線国での各種民生支援事業に用いる。
▽中国国家開発銀行は「一帯一路」二国間・多国間交流研修を行い、「一帯一路」奨学金を創設する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月17日