中国外交部のウェブサイトが発表した情報によると、華春瑩報道官は本日の定例記者会見で「釣魚島は古くより中国の領土だ。誰が何を言おうと何をしようと、釣魚島が中国領という事実を変えることは絶対にできず、また自らの主権と領土保全を守ろうとする中国人の決意と意志を揺るがすことはできない。我々は関連国と関係者が、地域の平和と安定に資することをするよう願う」と述べた。
質問:報道によると、自衛隊の河野克俊統合幕僚長の招待を受け、ハリス米太平洋軍司令官が17日に河野氏と共に自衛隊が昨年与那国島で稼働開始したレーダー観測基地を視察した。この基地は釣魚島付近にある。河野氏がハリス氏と視察したことには、海洋活動を活発化させる中国をけん制する狙いがあったという。またハリス氏は17日、釣魚島は日米安保条約第5条の適用対象であり、北海道を守るように釣魚島を守ると表明した。中国側はこれについてどう論評するか。
答え:我々はハリス氏の最近の関連する発言に留意しており、これに深い懸念を表する。釣魚島は古くより中国の領土であり、誰が何を言おうと何をしようと、釣魚島が中国領という事実を変えることは絶対にできず、また自らの主権と領土保全を守ろうとする中国人の決意と意志を揺るがすことはできないと強調しておこう。我々は関連国と関係者が、地域の平和と安定に資することをするよう願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月19日