中国とパナマは13日、国交樹立の共同コミュニケに調印し、コミュニケ調印日から相互に承認し、外交関係を樹立することを決定した。両国政府は、平和共存五原則を土台として両国の友好関係を発展させることで合意した。両国関係に新たな1ページを開く動きとなった。中国の外交の「友人の輪」に新たなパートナーが加わった。
近年、中国の大国外交や周辺外交、多角外交などは、安定の中で前進し、日々向上している。中国の理念の波及力と中国の外交の親和力は高まり続けている。「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアティブの提出と実施の深まりは、国際協力の推進に努め、人類運命共同体をともに構築しようという中国の決意と行動を、ますます多くの国々に見せている。
世界中に広がる中国のパートナーシップ網
外交部ウェブサイト上の資料によると、中国は現在、170カ国余りと外交関係を樹立している。これを土台として、中国はさらに、97カ国・国際組織とさまざまな形式のパートナーシップを樹立し、「対抗ではなく対話、同盟ではなくパートナー」という国家間の交流の新たな道を歩み、中国の「グローバルパートナーシップ」のネットワークの形成をますます進めている。
前駐ドイツ大使の梅兆栄氏によると、パートナーシップの樹立は、両国関係がますます発展しつつあり、さらにハイレベルな二国間関係を双方が求めており、協力が主導的な役割を演じていることを示している。同時に中国の国際的な地位が高まり、パートナーがますます増え、協力レベルもますます高まっていることを示している。
中国は幅広く友人を作るだけでなく、パートナーシップの内容の絶え間ない充実化も配慮し、さまざまな国家とのパートナーシップを頻繁に格上げしている。2014年、中国は、インドとの「より緊密な発展パートナーシップ」、ドイツとの「全方位的戦略パートナーシップ」、モンゴルやエジプトなどとの「全面的戦略パートナーシップ」の構築を発表した。