2015年、中国は、パキスタンと両国関係を「全天候型戦略的協力パートナーシップ」に格上げし、英国と「21世紀志向のグローバルな全面的戦略パートナーシップ」を共同構築することを決定し、シンガポールと「時代とともに前進する全方位的協力パートナーシップ」を樹立した。
2016年、中国は、ポーランドやサウジアラビア、イラン、チリなどの国とのパートナーシップを格上げし、スイスとは「革新的戦略パートナーシップ」を樹立し、「革新」の概念を初めてパートナーシップに融合させた。
このほか中米両国も「新型大国関係」の構築に尽力している。習近平主席は今年4月、米国フロリダ州マー・ア・ラゴで米国のトランプ大統領と中米首脳会談を行った際、協力は中米両国の唯一の正しい選択であり、双方はすばらしい協力パートナーになることができると語った。
中国は、同盟関係ではなくパートナーシップを結ぶことを選択し、いかなる第三者をターゲットとすることもせず、「協力・ウィンウィン」を目標としている。これは中国の利益にかなっているだけでなく、世界各国の利益にもかなっている。パートナーシップの締結を通じて、中国と他国との政治関係はより友好的なものとなり、経済的な紐帯はより堅固なものとなり、安全協力はより深まり、人的・文化的なつながりはより緊密となり、中国の「友人の輪」はますます拡大している。
中国は世界各国と発展の経験を共有することを希望