第1回中米外交・安全保障対話、4つのシグナルを伝える

第1回中米外交・安全保障対話、4つのシグナルを伝える。

タグ: 中米外交・安全保障対話 朝鮮半島 南中国海

発信時間: 2017-06-23 09:29:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第1回中米外交・安全保障対話が21日、米ワシントンで開催された。これは建設的で実りある対話で、中米関係の長期安定という重要なシグナルを国際社会に伝えた。

シグナルその一 高官級戦略的コミュニケーションを強化

中国の習近平国家主席と米国のトランプ大統領は今年4月、米フロリダ州パームビーチで会談し、新時代の中米関係発展の幸先いいスタートを切った。中米高官級戦略的コミュニケーションの強化の継続が、その特徴の一つとなった。これは双方が互いの戦略的意図を正確に見据える上で重大な意義を持つ。

中米首脳会談後、習主席はトランプ大統領と電話会談を2回行った。中米双方は21日の対話で、高官級の緊密な交流の維持が極めて重要であると表明した。対話の内容を見ると、中米高官級交流は下半期に集中的に行われ、注目を集めることになる。中米首脳は7月、G20ハンブルク・サミットの会期中に会談を開く。その他の3つの高官級対話枠組みである、包括的経済対話、法執行・サイバーセキュリティ対話、社会・人文対話が、年内に初開催される。ティラーソン国務長官は米国務省の記者会見で、トランプ大統領が今年下半期に中国を公式訪問することに期待していると述べた。

シグナルその二 両軍が実務的協力を積極的に模索

第1回中米外交・安全保障対話は中国の楊潔チ国務委員、米国のティラーソン国務長官、マティス国防長官が共同議長を務めた。房峰輝連合参謀部参謀長(中央軍事委員会委員)らも対話に出席した。

両軍関係について、今回の対話では前向きな進展があった。双方は年間交流・協力プログラムの履行、国防部長の相互訪問、米軍統合参謀本部議長の訪中の早期実現で合意した。中米両軍はさらに人道主義援助・災害救助、海賊撲滅、軍事医学などの分野における協力を掘り下げ、信頼措置構築に向けた覚書の実行に尽力する。マティス長官は米国務省の記者会見で、初の対話について「我々が創造できる互恵・ウィンウィンの未来を垣間見ることができた」と話した。

軍事安全の相互信頼は、中米戦略的相互信頼の基礎だ。中米両軍関係は近年、全体的に安定的に発展している。両国首脳の共通認識の履行に伴い、両軍が新たなスタートラインに立ち、建設的・実務的・効果的な協力関係を発展させることに期待できる。

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