大国の責任感を示す「一帯一路」

大国の責任感を示す「一帯一路」。 出席者の一致した見解では、世界の多極化、経済のグローバル化、社会の情報化、文化の多元化の深い進行、平和的発展、協力・ウィンウィンは不可逆の時代の潮流となっている…

タグ: 世界 平和 フォーラム 一帯一路

発信時間: 2017-06-26 16:48:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第6回世界平和フォーラム(主催:清華大学)が24、25両日に北京で開催された。中国、米国、ロシア、フランス、インド、オーストラリア、日本など20数カ国・地域の来賓450人余りが「国際安全保障上の試練への対処:合力、責任、変革」とのテーマをめぐり、世界の安全保障情勢の抱える試練、反グローバル化の趨勢下の国際安全保障などについて踏み込んで議論した。「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブ、中国の責任感及びグローバル・ガバナンス・システムの変革も再び熱く議論された。

出席者の一致した見解では、世界の多極化、経済のグローバル化、社会の情報化、文化の多元化の深い進行、平和的発展、協力・ウィンウィンは不可逆の時代の潮流となっている。「一帯一路」イニシアティブは大国としての中国の責任感を示すものであり、グローバル経済の発展を推し進め、各国が力を合わせて国際安全保障上の試練に対処するうえでプラスだ。

「中国経済は急速に発展し、世界最大のエコノミーの1つとしてグローバル経済の発展において中国の担う責任が大きくなっている」と、アイスランドのStefan Skjaldarson駐中国大使は指摘した。米国のグレアム・アリソン元国防次官補もこれに賛同。「一帯一路」イニシアティブは中国経済の急速な発展の重要な延伸だと指摘した。

タイのスラキアット・サティアンタイ元副首相は「中国の役割は、いくら強調しても足りない」「グローバル化した世界においては、懸け橋の点を結び線にする必要がある。中国の『一帯一路』イニシアティブなどの地域協力がこうした重要な懸け橋だ」と述べ、今後中国は地域協力の推進及びグローバル化経済の発展においてさらに大きな役割を果たすに違いないとした。

アフガニスタンのカルザイ前大統領も、アフガンは「一帯一路」建設への積極的な参加を望んでいると表明。「世界に絶対に安全な理想郷はなく、一国の安全が他国の動揺の上に築かれてはならず、他国への脅威は自国への試練にもなりうる」との習近平国家主席の発言に特に賛同し、アフガンと中国及び主要大国間で力を合わせ、平和的協力を絶えず拡大することを強く望むとした。

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